忘れ物と成績の関係性②
前回の
忘れ物と成績の関係性①にて
”忘れ物が少ない子は先々のイメージが出来ている” というお話をしました。
みなさんのお子さんはどうでしょうか?
明日遊びに行くのに、 自分のお気に入りのカバンに
お菓子やお気に入りのおもちゃなど 詰め込んだ姿を見た事がありませんか?
まずはそこからでも構いません。
きっとそこから大きく成長していってくれる事を 信じましょう!
自分に対する管理意識
一般的に精神年齢が高いと
勉強に対しての集中力・まとめ力・計画性・理解力などがあり、
勉強の素質があると言われています。
その”精神年齢”の高さの基準として
・自分に対する計画性
・自分に対する管理意識の高さ
も一つに挙げられます。
でも、小学生の時点で、自分の勉強計画を立てたり、
日々の生活リズムを完全に整える事はすごく難しい と思います。
そこで、小学生という一つの段階で
管理意識を図るポイントとして
「忘れ物をしないかどうか」
は、すごく図りやすい点だと思います。
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明日は図工の授業だ!
〇〇を持ってくるのが僕の担当だから
前日のうちにちゃんと入れておこう!
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学校から帰ってきて早く遊びたい子供にとって
これはかなり難しい事です。
でも、これが出来るという事は
”明日の図工の時間での自分が置かれる状況”
をきちんと理解できている子だと思います。
忘れたら、みんなが困る。
その困っている姿を見て
自分がどういう状況に置かれるかを・・。
そういった管理意識が高いと
先々のイメージが出来たり、計画をうまくたてられたり、
生活リズムも不安定になる事は少ないでしょう。
そうすると、勉強に対しても 自分のカリキュラムが組めるようになったり、
集中力がついていたりと、 勉強に対する素質がある という事になる訳です。
忘れ物をしないかどうは 直結ではなくとも、
勉強姿勢にも 関わってくるのではないでしょうか。
これは先日書いた
子供の忘れ物と整理のしくみ①
の「スケジュール管理が苦手」
に該当するお話でしたが、
基本的に”遺伝”ではない事を ご理解ください。
そして、難しい課題だけど
少しずつでも改善する事も 知っておいてほしいのです。
忘れ物をする事なんて 大人になった今でもありません?
それを100%無くすなんて 子供には無理難題すぎます。
でも、その子のペースで 少し改善されたら褒めてあげる。
また少し良くなったら褒める。
を、繰り返す度に 当初悩んでいたほど忘れモノをしなくなった!
って事もきっとあると思います。
では、実際に忘れ物をなくすために どうすればいいのか!
それは十人十色で色んな方法が あると思います。
でも、忘れ物をしてしまった時に 私たち親がどういう行動をとればいいのか、
今度はそれを、 整理収納教育士の立場から お話させて頂こうと思います。
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