子供の片付けと知的好奇心との繋がり
子供のお片付けについて
悩んでるお母さんたちが多いのも事実です。
大人の整理整頓よりも
子供の整理整頓の方が難しいですよね。
でもやっぱり言ってしまう
「片付けなさい!」
の言葉。
ではなぜ、「片付けなさい」を
1日に何回も言わなければいけないのか・・
実は子供の片付けは
そもそも”整理”と”収納”が
出来ていないと出来ないのです。
子供の忘れ物と整理のしくみ①
の、忘れ物が多い子の特徴でもお話しましたが、
まずは家族みんなが使う家の中が
整理整頓されていないと
”片付けとはなにか”すら
分からないのが子供たちです。
家の中が整理収納された状態で
モノが使いやすくなる事で
子供たちは片付けもしやすくなります。
もちろん、子供たちのモノは子供たちが
判断をし、整理していく事がとても大事です。
最初はとても難しい事かもしれません。
幼児のアニミズム(擬人化)
でもお話した通り、
子供たちは
おもちゃなどに対してすごく愛着を持って
接しています。
「いるかいらないか」を聞くと
全部いると答えてしまうのは、
当然です。
「今使っているか使っていないか」
を聞いた上で
「どうして使っていないの?」
「ここが壊れちゃってるんだね」
「もう治せそうにないからお別れしようか?」
などと、
使っていない理由を聞いて
徐々に区別の方向にもっていくと
そのうち自分の気持ちで判断する事が
できる様になります。
子供たちが整理を繰り返し
行っていると、
自分にとって
「必要なモノ」「不必要なモノ」が分かる様になってきます。
要不要の判断が出来ると、
自分に本当に必要なモノを
選べる様になります。
その選ぶ力が身につくと、
今度は物事の優先順位が
つけられる様になります。
そして、モノの扱いに無駄がなくなるんですね。
それが自立力につながるんですね。
今
「自分の子には到底無理だわ」
って思いました?
同じく私も思っています笑。
でも、そんな大きな期待じゃなくても、
例えば
おうちで”工作をしたい!”
ってなったとします。
ノリやテープ、ハサミの場所が分かっていたら
そして、
それがすぐ出し入れできる場所にあったら
子供たちはすぐに取り掛かれますよね。
でも、それが「どこにあるのか分からない」
「ママに言ってもあとで~!って言われる」
となると、
もういいやってなりますよね。
・本を読みたい
・何かを調べたい
等も同じこと。
整理された環境で
本や図鑑がすぐ取り出せる場所にあったら
子供たちの知的好奇心を満たす事は出来ます。
そうすると、考える力を促進する事が出来ます。
そういったちょっとした事からでも
改善していくと
自立力が養われていくと思いませんか?
もちろん、うちの子たちも
途中段階です。
子供の可能性は無限大
ってこういう事も言うんですね♡
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